実世界のあらゆる情報を取り込み処理する高信頼、安全な社会基盤としてのインターネットやIoTの情報セキュリティの発展を目指し、「サイバー空間と実世界の安全性に対する脅威」に対抗する技術や管理・運用法、理論をハード、ソフトの両面から学びます。授業では、ハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク、ロボティクス、コンテンツ、暗号理論、情報理論、代数学などを総合的に学べる科目を配しています。
情報システムは、コンピュータ、ネットワーク、アプリケーション、コンテンツにセンサーや機械システムも加わり、社会基盤として浸透するとともに、ロボットや社会インフラなどに発展しつつあります。扱う情報の範囲も実空間情報まで広がる動きが活発です。このため、情報システムの安全性・信頼性の重要度が増しています。本プログラムは、安心・安全な社会生活を保障する情報ネットワーク社会の実現に寄与する人材を育成します。特に、実践力を備えた技術者、システム開発・運用者を育成していきます。
本プログラムの教育と研究は、情報社会の進展に伴って深刻化する「情報やシステムに対する脅威」に対応するため、情報システムの安全を確保するための基礎技術の修得から、安全で高信頼なシステムやサービスを開発・運用する能力獲得を含め、基礎から応用まで幅広くカバーしています。具体的には、情報セキュリティの基盤となっている暗号・認証技術とその安全性評価法、ハードウェアとソフトウェア両面からシステム保護するコンピュータセキュリティ技術、プライバシーや著作権保護技術、インターネットから情報・実世界融合システムなどの設計・開発・運用方法、マルチメディア情報の処理・運用方法などまで多岐にわたります。
本プログラムは,電気通信大学 情報理工学域 II類 (融合系) 内の1プログラム(専門教育プログラム)です. 本学の教育組織(学域(=大学学部に相当)/専攻)については大学公式ページを参照下さい.
過去の組織名称
計算機アーキテクチャ | 情報通信システム |
メディアネットワーク | コンピュータネットワーク |
ユビキタスネットワーク | 離散数学応用 |
情報理論基礎 | データマイニング |
アルゴリズム論 | オペレーティングシステム |
データベース論 | 暗号理論 |
ハードウェアセキュリティ | ソフトウェアセキュリティ |
コンテンツセキュリティ | ネットワークセキュリティ |
データマイニング | デジタル信号処理 |
Cryptographic theory
Human interface
Information theory
Internet of Things
Wireless communications
Network security
Cyber physical system
Biometrics
System software
Information security
Mobile security
Robotics
Coding theory
Algebra
Perceptual information processing
High Reliability System
Ubiquitous network
Network architecture
Discrete mathematics
Embedded system
Cloud computing
Pattern recognition
Human-Robot Interaction(HRI)
本プログラムにおける活動の一端を紹介します